パニック障害の正体について
パニック障害というものについて、ある程度、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、病気そのものについてしっかりと理解をすることは、あなたが回復するための助けとなります。正体がわからなければ、どうやって対処していいかわからないですよね。 ですので、まずは、一緒にパニック障害の正体をあばいていきましょう。
初めてのパニック発作
では、まずはあなたの初めてのパニック発作について振り返りましょう。 場所は仕事場でしたか?車の中ですか?それとも電車の中?人混みの中でしたか? 場所は人それぞれです。ですが、共通することが一つ。それは、あなたの中に多くのストレスが知らず知らずのうちに溜まりに溜まっていたということ。 あなたのこれまでの思考のクセや環境、生活習慣で、知らず知らずのうちに積み重なってきた見えないストレスに加えて、例えば、出産、育児、職場の異動、進級、進学などでのストレスがさらに加わったタイミングで、あなたはパニック発作を初めて経験しました。
ストレスのコップ
人は誰しもそれぞれストレスを溜められるコップを持っています。大きさは人それぞれです。そのコップに不安、トラウマ、疲労などのストレスが溜まっていきます。ストレスを発散することでコップの中身は減りもしますし、なかなかストレスが発散できなければ、中身はどんどん溜まっていきます。 そして、溜まったストレスがコップから溢れた出た時に、パニック発作が起こるんです。そういうふうにしてパニック発作は起きます。 ですので、決してあなたのメンタルが弱いからとか、あなたがおかしくなったからではないんです。 パニック発作は誰しもが経験することなんです。
その後の生きづらさ...
そして、初めての発作は強烈なものなので、その記憶が消えず、日々発作に怯え出てきた症状に恐怖する、そしてそれを繰り返していく。 そうしてパニック障害、となっていくんです。ですので、自分が感じるストレスについて気づくことはとても大切だし、そのストレスを逃すことも大切なんです。 また、パニック障害になると、発作が起きた場所はもちろん、それと似たような境遇や思いもしない場所でもパニックに悩まされることがあります。
・広場恐怖(強い不安に襲われたときにすぐに逃げられない、または助けが得られそうにない状況や場所にいることに恐怖や不安を抱く症状)
・閉所恐怖(閉じ込められた狭い空間に強い恐怖を感じる症状)
・会食恐怖(誰かと一緒に食事をすることに対して、強い不安感、緊張感を抱く症状)
・嘔吐恐怖(嘔吐に対して、強い不安感・緊張感を抱く症状)
などがそれです。 発作などの症状に加えて、行動の面においてもたくさんの制限が生まれるところがパニック障害の辛い部分です。
行動制限
では、なぜ行動制限が生まれるのでしょうか?
それは、あなたの中に
・〜になるかもしれない
・〜になったらどうしよう
という感情が生まれるからです。
誰でもない、あなたの中にその感情が生まれてきています。
ですので、その感情を少しずつ手放していくこともとっても必要です。
ALL IS WELLでは、カウンセリングなどを通して、そのような感情も一緒に手放していけるようお手伝いします!
パニック障害の正体とは
長くなりましたが、つまり、パニック障害の正体とは、
「知らず知らずのうちに積み重なったストレスにより、ある日突然あなたの中に発作という形で現れ、 さらに、「〜になったらどうしよう」という感情をあなたの中に抱かせるヤツです。」
あなた中にあるものなんです。
どうやってよくしていく?
パニック障害の方は、多くのストレスにより脳内物質のセロトニンというものが減っていきます。
セロトニンは心の安定を保ったり、自律神経を整えたりする役割があるので、あなたの気分が落ち込んだりするのも、動悸やめまいなどの症状が出たりするのも、セロトニンが減っていることが原因と言えます。
つまり、パニック障害は心の問題ではありません。ストレスの影響が強くなるにつれ、セロトニンの分泌量が減って自律神経のバランスの乱れにつながった結果です。
ALL IS WELLでは、セロトニン活性療法という施術を行います。 心地よい触刺激(なでる・さする・揺らすなど)により、セロトニン不足を解消するのがセロトニン活性療法です。
セロトニン活性療法は研究と臨床を重ねて生み出され、論文登録もされた科学的根拠のある整体です。 他の対処法と併用しても問題なく、最も安全性の高い改善法です。 また、セロトニン活性療法はセロトニンのみならず、同時にオキシトシンも分泌させることができます。オキシトシンは溜まったストレスを消してくれる物質です。
セロトニンでストレスをコントロールし、オキシトシンでストレスを解消します。この2つの脳内物質であなたの症状を改善へと導きます。